昨今、世間で疑問視されていた“桜を見る会”についての参加者急増に関してですが、急遽、菅官房長官が中止することを発表しましたね。
本来必要なのは、桜を見る会を取りやめることではなく、なぜ人数が増えるのに至ったかの理由だったりします。
どういう選定基準で呼ばれるように変化したんでしょうか。
そこについて探っていきますので見てみてください。
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桜を見る会の中止の理由は?
なぜいきなり中止にしてしまったのでしょうか?
桜を見る会を必要だったか、
どうやって参加者を決めているのか、
堂々と説明すればよかったのじゃないでしょうか。
このように居心地がわるくなったので、「はい、中止です!」では、
国民たちは納得しないでしょう。
菅義偉官房長官は記者会見で理由を述べています。
「招待基準の明確化やプロセスの透明化を検討し、予算た招待人数を含めて全般的な見直しを行う」
「安倍晋三首相が私物化している」
との野党の批判をかわすのが狙いとも言われています。
そもそも桜を見る会は、各界において功績、功労があった人々を招き日ごろの労苦を慰労するためを目的として開かれていた催しです。
安倍内閣も2019年10月15日に「内閣総理大臣が各界において功績、功労のあった方々を招き日頃の御苦労を慰労するとともに、親しく懇談する内閣の公的行事として開催しているものであり、意義あるものと考えている」と閣議決定した答弁書を公開しておりました
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世間の声
“安倍首相主催の「桜を見る会」には、首相をはじめ、一部政治家が自らの後援会員を国民の血税で招待していた。「私物化」との批判を受け、安倍政権が早急に中止の決断をしたことは評価できるだろう。特にネット世論が厳しい目を注ぎ、政治を動かしたといえる。今回の事態では、内閣府がまとめた招待者名簿が会の直後に廃棄されたことが明らかになった。内閣府は「保存期間1年未満の文書だった」とする一方で、総務省などは同様の文書を「保存期間10年未満」として扱っていると説明した。これを機に、税金を使用する事業の文書はすべて「保存期間1年未満」などとする規則は撤廃し、「保存期間10年未満」にせめて統一していただきたいもの。今回の「桜を見る会」の問題で、与野党問わず、国会議員も労力を使ってきた。これを無駄にせず、せめて文書管理について、国民のためにも前進させてほしい。”
“桜を見る会自体に問題はありませんので、中止する必要はないと思います。参加要件を明確にして公平性を担保すれば良いのですが、それもできないということなのでしょうか。”
“いやいやいや、違うでしょう?なぜ、桜を見る会が必要だったかを、どうやって参加者を決めたのかを、堂々と説明して欲しいと言っているのに。”
“このタイミングで何故。余計疑われると思いますが。先ずやるべきことは、きちんとした経緯と説明では。”
“追及されてからあっさり中止にしたところを見ると、正当性を証明するのが不可能だったってことでしょうね。”
過去のさくらを見る会中止の理由
1995年 阪神・淡路大震災が発生したため
2011年 東日本大震災が発生したため
2012年 野田内閣時、新宿御苑で4月14日に開く予定だった「桜を見る会」を中止しました。理由は、北朝鮮が4月12日~4月16日の間に事実上の長距離弾道ミサイルを発射すると予告しており、「対応に万全を期すため」中止になりました。
吉田茂総理のもとで1952年から始まっており、中止になったのは、過去3回とされています。
安倍政権からの参加者が急増した真相に関して
吉田茂さんが始めた際は、少数だった会だったみたいで、
2001年 小泉純一郎総理 出席数:8,000人
2013年 安倍晋三総理 出席数:12,000人
2019年 安倍晋三総理 出席数:18,200人
1万人も増えております。
こちらの真相については以前、自民党議員の政治資金稼ぎに利用されているとの指摘が出ていました。
2019年4月16日には“FRYDAYデジタル”は桜を見る会の招待状が、自民党の政治パーティー券との抱き合わせで8万円の価格で売買がされていると報じております。
こんな事実がでてくると、政治家たちが資金稼ぎをしていないというのは難しいでしょうし、人数が増えていく理由もわかります。
人数が増えているということは政治家の資金も増えているということが言えます。
まとめ
国民としては、支持する政治家を正当に判断し選挙で投票する。
怪しい政治家の疑惑が出た際は、今回の様にネット世論が厳しく批判することで変わることもあるかもしれませんね。
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