8月30日夕刻、三菱財閥傘下の『ローソン』にて不祥事のニュースが飛び込んできました。
金額も大きく、4億3,000万円を横領!!
驚愕ですね、令和一の個人における被害額かもしれません。
ニュースの情報はこちら。

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コンビニ大手の「ローソン」は、IT部門に勤務していた50代の元社員が、取引先への業務委託料を水増しし9年間にわたっておよそ4億3000万円を私的に使っていたとして、この元社員を懲戒解雇するとともに刑事告訴すると発表しました。
※引用 〈https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190830/1000035009.html〉
ローソンのIT社員て誰?どんなひと?
4億3,000万円を2011年から2019年までの9年間にわたり、横領していた人はどんなひとなんでしょうか?
よくも天下の三菱財閥で抜けぬけとできたものです。
懲戒解雇されたのは、ローソンの本社で商品発注や管理に使うプログラムなどを担当していた、IT部門の課長クラスの50代の男性社員です。※引用元:NHKweb
どのように横領をしていたのでしょうか?
ローソンが発表している内容を見てみると、このように記載されております。
この元社員は取引先の企業と共謀し、業務委託料を水増しして発注し、予備費の名目で取り引き先にプールさせる手口で9年間でおよそ4億3000万円を私的に使っていたということです
※引用元:NHKweb
どのように発覚したのかも気になります。
そして、なぜ、9年間もばれなかったのでしょうか?
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今回、発覚に至った経緯は、内部告発とのことです。
ローソンからしたら、その社員へは特別報酬ものですね。
9年間で4億3000万円ですから単純計算でも一年間に5,000万円弱です。
大損害ですよね。一般社員が汗水たらして作り上げた売り上げをよくも使えたものです。
今年2月、請求書の金額が不自然との内部通報で発覚し、社外の弁護士らが調査していた。取引先は千葉県にあり、システム関連の業務を2004年から委託していた。元社員はIT部門が長く、この委託を1人で担当していた。引用元:〈共同通信web〉
もう50代ということは、役職もついており、権限も持っていたように考えられます。
自分で承認依頼を出し、自身で承認をしていたんでしょう。
ほかの共謀者がいないということからも、承認ルートの中に第三者は存在せず、自身で行っていたと考えられます。
大企業ローソンですらクロスチェック等は行ってなかったのでしょうか?
横領はほかにも出てくる?
ローソンはHPで次のように発表しております。
3.再発防止に向けた取り組み
①不正が発見しやすい仕組みの再構築
社内の牽制体制及び定期的な社内業務調査を徹底・強化するとともに、取引先アンケートの活用や契約条件の再点検により、不正が発見しやすい仕組みを再構築します。
②特定業務のローテーションの制度化
一人の社員に長年同じ業務を単独で担当させた為、社内での監視機能が働かず、更に定期的な業務チェックでも不正を発見できませんでした。この為、取引先の起用や取引の継続の決定に関する業務については、同一業務を継続して担当できないよう社内規程を見直し、定期的なローテーションを制度化します。
(引用元:ローソンHP)
いままでは、ローテーションを行っていなかったことに驚きです。
人事異動が企業で行われる理由として、旧態依然とした不を一掃する意味合いもあるんだなと感じます。
仮に上長が承認のハンコを押していたとしても9年間も同じ内容、同じ承認者であれば信頼関係ができており、内容を確認せずに承認のハンコを押していたのかもしれません。
むしろそのような状態であれば承認のハンコを押している役職でさえも共謀者と言わざる負えないですね。
IT部門社員の名前、画像は?
探しましたけど、ありませんでした。
本日付で懲戒解雇してしまったので、社内の社員からリークされない限り出てこないかもしれませんね。
共謀した会社名も伏せられおりますので、なぞは深まるばかりです。
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