
NHK大河 ドラマ 『いだてん~東京オリンピック噺~』にオリンピアン 北島康介さんが出演することが決定いたしました!
中村勘九郎さん、阿部サダヲさんがW出演を務め、演技派がそろう大河ドラマにバッティングされるのはすばらしいことですね。
北島康介さんが務める、「古橋広之進」とは、どういう選手だったのでしょうか。
今後注目が集まる、「古橋広之進」へ迫っていきましょう。
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・北島康介がフジヤマのトビウオと呼ばれた、古橋広之進役でドラマデビュー
北島康介さんといえば、プロスイマーのイメージが強いですよね。
選手時代の功績といえば言わずもがなですが、再度おさらいしておきます。
高校3年生で2000年シドニーオリンピックに出場し、100m平泳ぎ4位入賞という日本新記録を果たした。2004年アテネオリンピックと2008年北京オリンピックにおいて100m・200m平泳ぎで金メダルを獲得し、オリンピック史上初の平泳ぎ2大会連続2種目制覇を果たす(オリンピック2大会連続2種目制覇は日本人史上初である)。
参照元:Wikipedia
オリンピックに出場するだけでも難しいのに、2大会連続2種目制覇は偉業中の偉業ですよね。
現在は、日本コカ・コーラに所属し、東京都水泳協会副会長にも就任されております。
36歳の若さでカリスマ性がありますね。
一つのことを成し遂げた人は、どの道に進んでも活躍できてしまいますね。
古橋広之進は、なぜ、フジヤマのトビウオと呼ばれた?!

古橋広之進は、日本のヒーローでした。そして、戦後日本水泳会を代表した水泳選手です。
小学生のころから水泳で才能を発揮いたします。
そのころから各々の水泳大会では、結果を出し、賞を受賞されておりました。小学6年生の時に自由形100m、200mで学童新記録を樹立し、「豆魚雷」との異名を名付けられました。
古橋広之進さんが生きた時代は、戦争の時代でもありました。
水泳をしたいと思っても、戦争で中断、ろくに練習できない状況も続いたとのことです。
そして、古橋広之進さんは第14回ロンドンオリンピックに出場したくても出場できなかったのです。
理由はというと、開催国英国の強い反対によって日本とドイツは招待リストから除外されてしまったのです。
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幻の世界記録?!
オリンピックに参加し、敗戦ムードを払しょくしたいと考えていたスポーツ選手たちは、激しく落胆したことが伺えます。
しかし、そこで動いたのが、日本水泳連盟会長田畑政治です。
接収されていた、神宮プールを借り受け、全日本選手権を開催いたします。そして、ロンドン大会には出れなくても、ロンドン大会のタイムを上回れば、ワールドチャンピオンであり、オリンピック選手だと豪語します。
その時に、400m自由形で 世界記録を破る 4分38秒4をマークします。
この記録は幻に終わり、記録に残りませんでした。
日本が国際水泳委員会から除名されていただからですね。なんとも無常・・・・。
古橋広之進がロンドン大会へ出場していたら、2個の金メダルは取っていたといいます。
フジヤマのトビウオと呼ばれた!?
この結果を受け、オリンピックへ参加していた、諸外国の方々は皮肉を言います。
「日本はプールが狭いんじゃないか?」
「時計がおかしいんじゃないか?」
「ターンを一回抜いただろう」と批判を受けました。
しかし、記録は正確だし、実力も確かな古橋広之進は米国で開かれれる 全米世界選手権に招待されます。
米国に行くための、ビザは歴史の教科書にも出てくるマッカーサーからもらったといいます。「負けたら帰りのビザ知らないよ」という励ましの言葉とともに。笑
その大会で古橋広之進はやってのけます。
古橋広之進は400m、800m、1500m、そして800mリレーにすべて世界新記録を樹立して優勝したのでした。
この衝撃を受け、生まれた言葉が
「ザ・フライイング・フィッシュ・オブ・フジヤマ(フジヤマのトビウオ)
だったという訳です。
実力は裏切らないですね。世界を震撼させた、古橋広之進。恐るべしです。
古橋広之進、ヘルシンキオリンピックへ出場!
念願叶い、ヘルシンキオリンピックへ出場の機会を得ます。
しかし、古橋広之進は、現役のピークを過ぎており、「アメーバ赤痢」に感染しながら望んだ大会だったため、決勝で8位に終わってしまいます。
しかし、この時のアナウンサーは次のように語りかけました。
「日本の皆さま、どうぞ、決して古橋を責めないで下さい。偉大な古橋の存在あってこそ、今日のオリンピックの盛儀があったのであります。古橋の偉大な足跡を、どうぞ皆さま、もう一度振り返ってやって下さい。そして日本のスポーツ界と言わず、日本の皆さまは暖かい気持ちを以て、古橋を迎えてやって下さい」
素敵ですね。この当時もっとも国民から愛された選手・人間に違いありませんね。
北島康介と古橋広之進の関係は?
ドラマ出演のオファーが来るとは想像もしていなかったので驚きましたが、古橋先生の役ということだったので快くお受けしました。
古橋先生は僕が初めて代表入りしたときの会長でいらして、選手の僕たちをサポートしていただきました。恐らく僕が古橋先生のことを直接知っている最後の世代で、古橋先生から厳しいお言葉だけでなく、水泳に対する思いやここに至るまでのお話を聞く機会が多くありました。
僕より下の世代やこれからの水泳界・スポーツ界に、古橋先生がこういう人だったんだということを少しでも伝えられたらと思います。また、来年の東京オリンピックに向けて、自分自身も水泳の歴史を知るきっかけになってありがたかったです。
引用元:〈https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190809-00200846-the_tv-ent〉
と、語っております。
現役のことも知る人間で、古橋広之進先生の指導を受けたのは、北島康介世代が最後なんですね。
その方の演技ができるというのは、競技選手として、役所冥利につきるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。マラソン、走ることから始まった 大河ドラマ『いだてん』。
第二シーズンは、深まってきていますが、ここから 北島康介さんが出演し、面白さが増すことでしょう。
北島康介さんの初演技ですが、『チョー気持ちいい』『何も言えねえ』魂できっといい演技をやってくれることでしょう。
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